バイアグラ

バイアグラの副作用を引き起こす「併用禁忌」

バイアグラはED治療薬の先駆的な存在であり、現在も絶大な人気を誇っていますが、その理由は作用が実感されやすい点にあり、服用した人の8割前後が何らかの改善があったとするデータもあります。
ます。
その反面、副作用が発生しやすい薬としても知られています。
副作用の症状については、ほてり、頭痛、動悸・息切れ、鼻詰まり、下痢などが挙げられます。
これらの症状は、バイアグラの主成分であるシルデナフィルの作用がもたらすものです。

シルデナフィルには、勃起を促す成分を分解してしまう酵素の分泌を抑えるとともに、血行を促進し陰茎に血液が流れ込みやすいようにする作用があります。
血行を促進するにあたっては、陰茎部だけに作用を絞ることは困難ですから、体中の血行が急激に促進され、様々な副作用の原因となるのです。
バイアグラの副作用を実感する人は7割程度ですが、健康体の人が服用方法をしっかりと守っていれば、その症状は軽微なものばかりでバイアグラの作用がなくなるのと同時に治ります。

しかしながら、腎不全や心臓病、糖尿病などの疾患がある人は注意が必要です。
血流を促進することで、血管が拡張されますから低血圧を引き起こすことで、心臓に送り込む血液が不足して狭心症の発作を発生させたり、傷んだ血管に過度な負担をかけてしまい破裂するなど、重度の副作用を引き起こす可能性が高くなります。
特にこれらの疾患に対する治療薬を服用している場合、その治療薬が併用禁忌薬となっている場合が多くあり、副作用を発生させる割合がさらに高くなってしまうのです。

バイアグラの併用禁忌品として代表的なものは、塩酸アミオダロン製剤、硝酸剤(貼り薬・吸入薬・注射・塗り薬・スプレーを含む)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬などが挙げられます。
これらの薬品は、いずれも血流促進作用などがある医薬品となりますが、バイアグラと併用することで、心臓に関係する副作用の原因となるだけでなく、最悪の場合は死に至るケースもありますので絶対に併用してはなりません。

また、これら以外にもグレープフルーツは、シルデナフィルの分解を鈍らせ、血中にその成分を長時間残留させることから、併用禁忌品とされています。
特に持病を持っている人はバイアグラを服用する前に医師に相談することが不可欠です。

ED治療薬を一度に数種類飲むのは危険!絶対禁止!

バイアグラが開発されED患者から絶大な人気を得た一方で、食事に影響されること、作用時間が短いこと、即効性がないこと等のデメリットを指摘する声も少なからずありました。
そこで、様々な製薬会社がバイアグラに次ぐED治療薬の開発を進めてきました。
その結果、数種類のED治療薬が開発され、日本国内においても認可がなされています。

これらのED治療薬については、それぞれ主成分は異なるものの、勃起を阻害する原因である酵素の過剰分泌を抑え、陰茎部の血行を促進するといった作用は同じものです。
したがって、これらに優劣をつけるものではなく、体質や用途によって使い分けることが賢明な使用方法であることは言うまでもありません。

そこで、最近では数種類のED治療薬を少量ずつセットにして販売されることもあります。
これは、あくまでも様々なED治療薬を試すことで、自分に合ったものを見つけるためのセット販売であり、一度に数種類を服用するためのものでは決してありません。

それぞれのED治療薬には、1日の間に服用できる量が定められていますが、例えその範囲内であっても、その主成分が持つ作用は同じものです。
そのため、一度に数種類のED治療薬を服用すると、急激かつ過剰な血行促進作用が引き起こされます。
その結果、頭痛はほてりといった一般的な副作用が発生しやすくなるだけではなく、健康体であっても狭心症など心臓に関わる障害や勃起した状態が長時間継続したことによる血管破裂といった重度な副作用を引き起こすリスクが高まりますから絶対にやめてください。

したがって、複数のED治療薬を用途によって使い分ける場合には、その容量を厳守するだけでなく、24時間以上間隔を開けて服用ことが大切です。