バイアグラ
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ED治療薬といえばやはりバイアグラです。
バイアグラはアメリカの製薬会社ファイザーにおいて世界で初めて開発された薬です。
他にも2つの薬が日本では承認されているものの今でも世界シェア50パーセント、絶大な人気を誇る薬です。

だからといってとにかくバイアグラを使えばいいと思っていたら失敗します。
正しい服用方法をしないと効果は出ませんし、副作用だって多い薬です。バイアグラを使ったことで死亡した例だってあるのです。

バイアグラの効果

バイアグラの有効成分はシルデナフィルと言います。
EDが起こる原因となる勃起を抑制する酵素をシルデナフィルは阻止して勃起力を上げてくれます。
更には陰茎周辺の神経に作用し血管が拡張されるため、効率よく陰茎に血液が入り込むようになるのです。

年齢を重ねる中で性欲が低下し勃起力が落ちていくのは当然のことですが、最近ではストレスなど精神面が原因の心因性勃起不全の方も増えています。
そういった方の8割近くが治療効果を得ているのです。
また、不規則な生活やバランスの悪い食事で糖尿病や高血圧といった病気になり、それが原因で血管や神経に障害が起きて勃起できずにいる器質性勃起不全患者も多いです。
こちらも5割以上の症例で効果を発揮しているのです。
加齢による勃起不全にもおすすめです。さまざまな症状にバイアグラは効果を発揮してくれるというわけです。

ただし、それは正しく服用した上でのことです。服用は性行為を予定している30分前くらいにしておきましょう。
3時間半くらいで効果は半減していくため、それよりも早く飲みすぎても効果がありませんし、直前過ぎても間に合いません。
長時間持続して欲しいというのであれば、第3のED治療薬なら最大で36時間もの間、持続します。
もっと即効性が欲しいというなら第2の治療薬は15分程度前の服用で使用できます。

ちなみに、食事と併用した場合、血液に吸収されるはずのシルデナフィルが胃や腸の壁に付着した食べ物による油膜に取り込まれてしまってそのまま便として排出されるため、せっかくの効果が半減してしまいます。
空腹時に服用するようにしましょう。
食事を取ってから性行為と言う流れを取りたいのであれば第2・第3のED治療薬であれば腹7分目程度の軽い食事であれば影響を受けません。

シルデナフィルは肺動脈性肺高血圧症の治療薬にも使われています。
ED治療薬としてだけでなくそれ以外でもその効果の高さが注目されている薬なのです。

バイアグラが最も愛用されているED治療薬とはいえ、食事の影響や持続性の長さ・即効性など第2・第3の治療薬の方がよい場合もあります。
シルデナフィルの特性を知って正しく使用すると共に、他の治療薬との違いについても知っておいて使い分けできると、更に効果は得られるでしょう。

バイアグラの副作用

バイアグラの副作用に悩まされる男性バイアグラは副作用が出る確率の高い薬としても有名です。服用者の9割以上もの方に何らかの症状が現れるのです。
とはいえ、日本で承認されているのはとにかく高い効果があるから、それに副作用と言ってもそれほど強い症状が起こることは稀だからです。

バイアグラの副作用は血管が拡張される以上は仕方のないことです。
全身の血行が良くなるため下半身だけでなくその他の部分でも充血が起こるのです。

たとえばめまいであったり、顔の火照り・頭痛といった症状が特に多く報告されています。
急激に血行が良くなることで血圧が低下することからめまいはおこります。顔の火照り・頭痛は頭部の血管が拡張することで起こる現象です。

その他にも、鼻の粘膜が充血することで鼻づまりがあったり鼻血が出てきたという方もいます。
消化管が充血することで消化不良を起こしたり胃痛を訴える人もいます。
血液がしっかりめぐるようになると、血液を送り出す役割を持つ心臓への負担は大きくなります。
そのため胸痛や動悸・頻脈といった症状が起こる場合もあるのです。

バイアグラを服用する以上はこれらの症状は起こるものと覚悟しておいてください。
心臓の動悸を感じたりすると不安に思えるでしょうがあくまで一時的作用です。バイアグラの効果は3時間から4時間前後続きます。
その間はこういった症状が出るものの、薬の薬効が切れていくにつれて落ち着いていくためそこまで深刻に考える必要はないのです。
後遺症が残ることもありません。だからこそ、日本でも認可されているのです。

頭痛を感じながら性行為は難しいというのであれば、薬局などに市販されている頭痛薬を買ってきて併用することは可能です。
ただし、バイアグラの効果を得るためにも頭痛薬も空腹時に服用することになります。
その結果、胃の粘膜が荒れるなどの副作用が起こることもあるため、医師に相談して頭痛薬も一緒に処方してもらう方がいいかもしれません。
その頭痛は、脳内の血管が拡張されて周辺の神経が刺激されることで発生しているため、ロキソニンなど抗炎症作用のある鎮痛剤が処方されるはずです。
EDの症状と副作用とを考慮して服用量を決めてもらいましょう。

それほど心配することのないバイアグラの副作用ですが、場合によっては深刻な事態を引き起こすこともあります。

バイアグラの副作用で死に至った事例

バイアグラによる効果は3時間から4時間程度続くと言われていますが、場合によっては4時間を大幅に超えて勃起が持続する人も、持続勃起症です。
長時間勃起状態が続くと陰茎の動脈は破れ大量の血液が海綿体に吸収されます。
その結果、勃起障害となる危険性もあるのです。

また、バイアグラ服用をきっかけに突発性難聴が発症した例もあります。
突然片方の耳が聞こえにくくなったり回転性のめまいがしたり、耳鳴りがしたりといった症状です。

血圧が急激に下がることから冠動脈の血流が不足し、心筋が酸素不足になり狭心症を発症する例もあります。
血液低下が激しい場合、死亡する危険性さえあるのです。

バイアグラには使用が禁忌の薬というのがあります。
それが硫酸剤です。心臓病治療をしている方が処方されることの多いニトログリセリンなども硫酸剤の一つです。
硫酸剤にも血圧低下効果があります。バイアグラを服用することでも血圧低下が起こるため、両方を服用することで極度の血液低下が起こってしまうのです。
実際に死亡した例もあります。高血圧・糖尿病・不整脈の治療のためにニトログリセリンを使っていた60代の男性が、友人にもらったバイアグラを服用し、心配停止に陥ったのです。
直ちに医療機関に搬送され心肺蘇生術が行われたのですが、結局その男性は死に至っています。

硝酸剤には飲み薬だけでなく塗り薬・貼り薬などさまざまな剤形があります。
その男性の場合は貼付剤使用中でした。そのどれもが併用が禁忌とされているため注意しましょう。
その他にも、塩酸アミオダロン製剤・慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬なども禁忌とされています。

普段使用している分には大丈夫でも、体調によっては副作用が強く出ることはあります。
更に効果を上げようと大量摂取するのも危険です。
また、少しでも安く手に入れようと個人輸入代行業者を通じて手に入れたところ、偽薬や劣悪な環境の中で作られた薬だったりもします。
悪徳業者が多く出回っています。

バイアグラは通販で購入可能なので、信頼できるサイトで薬を手に入れて用法容量を守って服用するようにしてください。
何か気になることがあれば早めに医師に相談するようにしましょう。
処方してもらう場合には、既往歴や服用中の薬についてきちんと説明しておくようにしましょう。
世界中で多くの人々が愛用している薬とはいえ、油断しすぎは禁物です。